実際に支払った保育園・小学校の費用を公開!
2人兄弟を1歳から保育園に通わせてきた保育料や、学童・小学校にかかる月額費用をご紹介します。
「小学校は貯め時」と聞いていましたが、実際に小学校に入るとかなり費用がかかりました。これから保育園や小学校に通う方の参考になれば幸いです。
【データ公開】実際にかかった2人分の保育料・学童費を表で紹介
わが家は2学年差の2人兄弟です。1歳から認可外保育園に通い、小学校は私立ではなく地元の一般的な小学校です。
実際にかかった月額保育料や学童費を下記にまとめました。
一番高かった月は毎月5万円を保育料として支払っていたため、給料の3割ほどが保育料になった思い出があります。
- 1年目:兄1人の保育料で月額34,000円
- 2年目:兄弟割引が入り2人で月額5万円
- 3年目:兄が4歳児クラスになり保育料割引、2人で月額3万円
- 4年目:変わらず2人で月額3万円
- 5年目:弟が4歳児クラスになり保育料割引、2人で月額12,000円
- 6年目:兄が卒園し弟1人の保育料で月額6,000円+兄の学校関係21,000円
- 7年目:保育料月額6,000円、兄の学校関係値上げで23,000円
また、月の合計金額は下記の表にまとめました。
月額学校費は、学童費+給食費+PTA会費の合計金額です。月によって金額が変動するため、大体の平均金額で算出しています。
(学童費:12,000円~14,000円、給食費:約5,000円、PTA会費:約4,000円)
兄 | 弟 | 月額保育料 | 月額学校費 | 月合計 | ||
1歳 | ¥34,000 | ¥34,000 | ||||
2歳 | 1歳 | ¥50,000 | ¥50,000 | |||
3歳 | 2歳 | ¥30,000 | ¥30,000 | |||
4歳 | 3歳 | ¥30,000 | ¥30,000 | |||
5歳 | 年長 | 4歳 | ¥12,000 | ¥12,000 | ||
6歳 | 1年生 | 5歳 | ¥6,000 | ¥21,000 | ¥27,000 | |
7歳 | 2年生 | 6歳 | 年長 | ¥6,000 | ¥23,000 | ¥29,000 |
2人兄弟で保育園に支払った合計金額は約224万円
弟はまだ卒園していませんが、来年の3月まで在園すると仮定して計算したところ、2人が卒園するまでにかかる保育料は約224万円でした。
この金額には月額保育料だけではなく、入園料なども含んでいます。
また、兄弟が同時在園している時は市から補助金が振り込まれていました。そのため、実際に支払った金額はもう少し安くなります。(年2回約7万円前後)
月の固定費以外にかかる金額
保育料や学童費のような固定費以外にも、年会費や鍵盤ハーモニカの購入など、予定外の出費がよくあります。
まずは、入学時にかかった金額を下記の表にまとめました。
給食着と赤白帽子の金額が分からなくなってしまったのですが、それを除いても入学前準備に合計で127,790円かかっています。
学習用品(さんすうボックスや道具箱など) | ¥11,020 |
ランドセル | ¥70,000 |
うちズック | ¥2,750 |
うちズック入れ | ¥1,780 |
文房具 | ¥3,000 |
体育着 | ¥16,480 |
体育着袋 | ¥1,280 |
給食着 | 忘れた |
赤白帽子 | 忘れた |
給食セット | ¥3,204 |
はんかち | ¥796 |
絵本袋 | ¥2,480 |
入学式の子供用スーツ | ¥15,000 |
合計 | ¥127,790 |
入学後には、水着・鍵盤ハーモニカ・絵具セットなどが必要になり、大体それぞれ5.6千円ほどかかりました。
また、学童の入所費で最初に2,000円、保護者会費で2,000円、親子行事費で2,000円…など、毎月ではないものの定期的に出費があります。
年長さんママに伝えたい「小学校はお金がかかる」
小学校に入ると保育料がなくなるため、家計が楽になると期待していました。
しかし、実際には学童保育費や学校費用が発生し、支出は減るどころか増えています。
例えば、兄が小学校に入学した年は、学童費と学校費用で月額21,000円支払っていました。
「保育料が終われば楽になる」とは限らないことを念頭に、しっかり準備する必要があります。
【比較】保育園→小学校で家計はどう変わった?
兄弟の成長に伴い、保育園から小学校へと進んだことで年間の支出は増えました。
下記で、年額の支出額を比較してみます。
- 兄年長・弟4歳:年間保育料144,000円(12,000円×12か月)
- 兄小1・弟5歳:年間保育料72,000円+年間学校費252,000円=合計324,000円
保育料の負担は減っていますが、学童・学校費が加わることで総支出は増えています。
このように、保育料が終わった後、「貯金に回せる」という保証はまったくありません。
まとめ
家計に余裕ができるかどうかは、支出の全体像を把握して計画的に管理できるかにかかっています。
「保育料が終われば月数万円浮くはず」と思っていても、実際には学童費や学校支出が発生し、期待した貯金額に届かないこともあります。
私がやればよかったと後悔していることは、下記の3つです。
- 保育園時代から年間支出の傾向を把握すること
- 小学校入学準備や学童申し込み時期を前もって確認すること
- 一時的な出費(入園金・入学金)に備えて積み立てを始めておくこと
実際にわが家で支払った金額をデータとして参考にしていただき、小学校入学時に慌てないよう準備しておくのがおすすめです。