年長男子が自分から読み始める!ハマった本とハマらなかった本を紹介

保育園男子

この記事では、わが家の年長男子(5歳10か月)が実際に読んだ本の実体験をもとに、「ふりがな付き」「本人が興味を持ったテーマ」「自分で選ぶことの重要性」など、“自分から読みたくなる本”を選ぶコツをご紹介します。

私自身本を読むのが好きで、中学校のときに図書室利用ランキングの上位に入り、お昼の放送で紹介されたほど。

ゲームやYouTubeだらけの子供たちに、本を読む楽しさを伝えたいと思い、いくつかの本を読ませています。

読書習慣の第一歩にぴったりな本選びの参考に、ぜひ最後までご覧ください。

【我が家の年長】

  • 工作や塗り絵、写し絵が好き
  • ポケモンよりすみっこぐらしが好き
  • ドラゴンが好き
  • お菓子作りや知育菓子が好き
  • ゲームはマイクラとカービー、にゃんこ大戦争が好き
  • スマホアプリはワオっち(知育ゲーム)が好き

この記事で紹介している本

  1. 年長男子がハマった!1人でも読むオススメ本4選
    1. 星のカービィ コピー能力4コマ大図鑑(本人が決定)
    2. ぞくぞく村のにじ色ドラゴン(ママのおすすめ)
    3. 大ピンチ図鑑3(本人が決定)
    4. 作って遊べる!簡単工作本(ママのおすすめ)
  2. 年長男子がハマらなかった4冊の理由
    1. 妖怪と魔法おりがみ|難易度が高すぎて途中で断念(ママのおすすめ)
    2. マインクラフト 鉱物・宝石大図鑑|ゲーム好きでも響かなかった(ママのおすすめ)
    3. かいけつゾロリのドラゴンたいじ|“ずるがしこさ”がまだ難しい(ママのおすすめ)
    4. わかったさんのマドレーヌ|ふりがな不足で読むのを断念(ママのおすすめ)
  3. 年長男子でも“自分で読める本”を選ぶ3つのコツ
    1. ふりがな付きは必須!声に出して読む時期をサポート
    2. 好きなキャラ・世界観に合わせると集中力がすごい
    3. 本人が選んだものしか読まない傾向がある
  4. 自分から本を読む環境づくりのためのポイント
  5. 年長から始める“読む力”育てのコツ
    1. 読む=楽しいを体験させる
    2. 声に出して読む時間を応援する
    3. 興味を「書く」「描く」につなげる
  6. 図書館&メルカリを活用!読書環境づくりのコツ
    1. 図書館で“気軽に試す”読書体験を
    2. 気に入ったら“メルカリでお得に購入
    3. 読まなかった本も“失敗じゃない”
  7. まとめ|読みたくなる本は“子どもの目線”で選ぶ

年長男子がハマった!1人でも読むオススメ本4選

「本を読む習慣をつけさせたい」と思っていても、年長さんの興味はまだまだ日替わり。
それでも“本人が好きなテーマ”と“ふりがな付き”というポイントをおさえることで、自然と本に手が伸びるようになりました。

ここでは、実際に我が家の年長男子が自分で読んだおすすめの4冊をレビュー形式で紹介します。

星のカービィ コピー能力4コマ大図鑑(本人が決定)


一番のお気に入りがこちら。「星のカービィ コピー能力4コマ大図鑑 プププなチカラ編(ダイナミック太郎)」です。

Switchでカービィのゲームをしていることもあり、本屋で真っ先に選んだ1冊です。
この本はすべての漢字にふりがながふってある上に、4コマ漫画形式なのでテンポよく読めるのが最大の魅力でした。

また、最初は漫画のコマを読む順番が分からず苦戦していましたが、慣れると空き時間に自分から読むようになりました。

お気に入りのコピー能力を見つけては笑ったり、写し絵して遊んだりと、本を「読む」→「見る」→「描く」の繰り返しで、完全にハマっています。

ぞくぞく村のにじ色ドラゴン(ママのおすすめ)


次に紹介するのは、「ぞくぞく村のにじ色ドラゴン」。

図書館で何気なく借りたのですが、気づいたら1人で黙々と読み進めていました。
この本は、いわゆる“絵本”と“読み物”の中間的な存在。文章は多めですが、ふりがな付きで、絵もストーリーもワクワクする内容です。

ちょっぴり怖くて、かわいらしい雰囲気が年長男子にぴったりだったようで、こちらも自分で持ってきて黙々と読んでいます。

大ピンチ図鑑3(本人が決定)


「トイレに間に合わない!」「おねしょした!」など、小学生あるあるのピンチをイラストとふりがな付きの文章で紹介している図鑑シリーズの1冊

こちらも本屋で次男本人が選びました。「これ、保育園にあるけど、読んだことないから!」と言っていました。

学校での大ピンチが出てくると、「お兄ちゃん!学校でこういうことある?」と、確認しながら楽しそうに読んでいます。

ちょっと下品なネタもあるけれど、それもまた男の子にとっては魅力的。

「読書=楽しい!」を実感できる、とても良い入り口本になりました。

作って遊べる!簡単工作本(ママのおすすめ)

折り紙の本は少し難しかったようですが、「作って遊べる」系の工作本にはしっかりハマりました。
本に載っている通りにできなくても、「自分で作れた!」という達成感が味わえるのがポイントです。

図書館で借りてきた工作本を参考に、身近な素材で自由に作る姿に驚かされました。
まだ文字を読むことに慣れていない子でも、イラストや写真を見ながら取り組めるので、読書の“とっかかり”としておすすめです。

年長男子がハマらなかった4冊の理由

子どもに本を選ぶとき、「これなら絶対好きだろうな」と思って買ってみたものの、意外にもまったく読まなかったり、途中でやめてしまった…という経験、ありませんか?

我が家の年長男子も、好きなものにはとことんハマる反面、「これは違うな」と思った本にはまったく手を伸ばしませんでした。

せっかく買ったのに、残念…と思うこともありますが、「ハマらなかった理由」を知ることも、次に選ぶときの大きなヒントになります。

ここでは、実際に我が家で読まれなかった本・難しかった本をご紹介します。

妖怪と魔法おりがみ|難易度が高すぎて途中で断念(ママのおすすめ)


妖怪や魔法の世界観が好きなので、きっとハマるだろうと思って選んだ一冊。ふりがな付きで読みやすさはありましたが、折り方が複雑で、年長男子にはハードルが高すぎました。

完成形の写真は魅力的で、「これ作りたい!」とは言っていたものの、途中で折り目がずれてうまくいかず、「もういいや…」とフェードアウト。

工作に慣れている子や、親と一緒にじっくり作業できる時間があるときにはおすすめですが、一人でサクサク遊びたいタイプの子には難しかったようです。

ちなみに、「ドラゴン」や「ユニコーン」など、親でも難しくて作れないものがいくつかありました。

マインクラフト 鉱物・宝石大図鑑|ゲーム好きでも響かなかった(ママのおすすめ)


Switchでマイクラを楽しんでいたので、「きっと好きだろう!」と思って買った本ですが、最初に見たきり、自分から持ってきて開くことはありませんでした。

キラキラしたものが好きなので、鉱石や宝石の写真がたくさん載っているこの本は喜ぶと思ったのですが…。

「ゲームしながら、読んでみたら?」と提案しても、「大丈夫。」と断られてしまいました。

やっぱり本選びは、「本人と一緒に」「本人が目で見て選ぶ」のが大事だと痛感しました。

かいけつゾロリのドラゴンたいじ|“ずるがしこさ”がまだ難しい(ママのおすすめ)


定番の人気シリーズなので、読み聞かせをきっかけに自分でも読むようになれば…と選んだ一冊。ふりがなもあり、読みやすさは◎。

ただ、ゾロリの“ずるがしこいキャラ”がまだ理解しきれなかったようで、おもしろさが伝わらなかったようです。

「悪いことしてるの?」「でもヒーローなの?」「ママはどこにいっちゃったの?」と混乱していたので、もう少し大きくならないと難しいかもしれません。

わかったさんのマドレーヌ|ふりがな不足で読むのを断念(ママのおすすめ)


物語やイラストの雰囲気は気に入ったようですが、単語にふりがながついていない部分があり、読み進めるのが難しそうでした

「大」「空」「雨」などの簡単な漢字にふりがながついておらず、年長男子にはちょっと早かった印象です。

大人が一緒に読み聞かせをしてあげれば楽しめそうですが、“自分で読む”にはまだハードルが高かった本でした。

年長男子でも“自分で読める本”を選ぶ3つのコツ

年長男子が自主的に読む本を選ぶには、下記の3つがポイントです。

  • ふりがな付きは必須
  • 好きなキャラクターや世界観に合わせる
  • 本人に選ばせるのが大切

ふりがな付きは必須!声に出して読む時期をサポート

年長さんはまだひらがな・カタカナを読めるようになって間もない時期。

文字を追うのに精一杯で、漢字の読み方までは覚えていないことがほとんどです。

そんな子どもが「自分で読めた!」という達成感を味わえる一番のポイントは、ふりがながすべての漢字に付いている本を選ぶことです。

本屋などで中身が見れないときは、その場でネット検索をし、amazonの試し読み機能などをつかってふりがなの有無を確認して購入しています。

ふりがながあるおかげで、「知らない漢字=読めない=読むのが嫌」にならず、読むハードルがぐっと下がりました。

好きなキャラ・世界観に合わせると集中力がすごい

「好きなこと」は、子どもにとって最大のモチベーション。
わが家では、カービィのゲームにハマっていたことで、「カービィの本」には自然と手が伸びました。

逆に、マイクラはゲームとしては好きでしたが、「鉱石図鑑」などの本になると興味を示さず…。好きなキャラや世界観でも「どの切り口か」で関心度が変わるようです。

本人が選んだものしか読まない傾向がある

親が「これ読んでほしいな」と思って選んだ本よりも、子どもが自分で選んだ本の方が圧倒的に集中して読んでくれます。

わが家では、Amazonや本屋さんの棚を一緒に見ながら「これどう?」と聞くようにしています。本人が「これがいい」と選んだ本は開く頻度も高く、自然と読む量も増えます。

ちなみに、本を選ぶときに年長男子は「かっこいい」「やばい」「すごい」がポイントのようです。

自分から本を読む環境づくりのためのポイント

「せっかく買ったのに、全然読んでくれない…」そんな経験はありませんか?

年長さんが読書に興味を持つためには、まず親と一緒に楽しむ時間をつくることが効果的です。

買って渡すだけで終わりにせず、寝る前やヒマそうにしている時間に「一緒に読もう」と声をかけています。

最初は親が読んで聞かせながら、途中から「このページは次男君お願いします!」と交代しながら進めるのもおすすめ。

親が一方的に読むよりも自然に参加でき、飽きずに物語に入りこむことができます。

さらに、「こんなに上手に読めるなんてすごい!」とべた褒めして、次に繫がるようにしています。

また、本棚にきれいに片付けるのではなく、お気に入りの本はあえて出しっぱなしにしておくのもポイント。

目につく・手が届く場所に置くだけで、「何しようかな?」の選択肢に“本を読む”が加わります。

親子の時間と環境づくりの工夫で、「自分から読む」習慣が育っていくのを実感しています。

年長から始める“読む力”育てのコツ

「まだ年長さんだから、ひらがなが読めれば十分」
…そう思っていたわが家ですが、実際にはふりがな付きの本なら自力でどんどん読める姿に驚かされました。

この時期から少しずつ“読む力”を育てていくことで、小学校入学後の学習にも自然につながります。

読む=楽しいを体験させる

まずは「読める」「わかる」ことで感じる達成感と楽しさを大切に。
内容を読み切れなくても、1ページだけでも笑ったり、「このキャラ好き!」と反応があればOK。

「ちゃんと最後まで読んでね」よりも、「読んでみたくなったら、また読んでね」のスタンスで。

「知らないことを知るのは楽しい!」と思ってほしいので、家にある本で分かることは本を読むように勧めています。

そのため、マイクラの攻略本は、ゲーム中に進んで読んでいます。


声に出して読む時間を応援する

年長さんは、黙読より音読の時期。
声を出して読むのに付き合ってあげると、子どもも安心して取り組めます。

一緒に「ここおもしろいね!」など感想を言い合うと、読書が親子の会話のきっかけにもなります。

興味を「書く」「描く」につなげる

我が家では、気に入った絵をA4のコピー用紙に写し絵して遊ぶのがブーム。
本を読む→絵を描く→そのキャラでごっこ遊び、というように読むことを軸に想像力が広がる体験ができました。

工作やぬりえ本など「本を見て手を動かす」遊びも、読み慣れていない子におすすめです。

図書館&メルカリを活用!読書環境づくりのコツ

「せっかく買ったけど全然読まなかった…」という失敗、ありませんか?
子どもは大人が想像しないポイントで好みが分かれるもの。だからこそ、気軽に“試せる”環境づくりが大切です。

図書館で“気軽に試す”読書体験を

図書館は、子どもの読書入門にぴったり。
我が家も『ぞくぞく村シリーズ』は図書館で借りたことで出会いました。

最初は絵を見てるだけでもOK。
「これ読んでみる?」と声かけするだけで、本との出会いのハードルがぐっと下がります

気に入ったら“メルカリでお得に購入

「これは何度も読んでるな」と思った本は、メルカリで探すのが◎
中古でも比較的状態が良いものが多く、安く手に入るので重宝しています。

1冊数百円で手に入るなら、失敗してもダメージは小さめ。
兄弟で共有すれば、コスパもさらにアップ!

読まなかった本も“失敗じゃない”

たとえば『マイクラ鉱物図鑑』は期待したものの、わが家の年長男子にはまだ難しかったようです。
でもそれは、「今はまだ早かった」だけ。

数ヶ月後にハマるかもしれないし、「読まなかった」という経験も成長の一部

読まなかった本を責めるより、「次は一緒に選んでみようね」でOKです。

まとめ|読みたくなる本は“子どもの目線”で選ぶ

子どもが本を好きになるきっかけは、「内容」よりも「好きなキャラ」「自分で選んだ」という気持ちが大きなポイントです。

また、文字を読むことへの苦手意識を無くすことで、読書へのハードルは一気に下がります。

まだ黙読は難しいと年頃ですが、一生懸命声に出して読んでいる姿は、まさに「読む力を育てている真っ最中」。

とてもかわいい、今しかない瞬間です。
本を読むことを「勉強」ではなく、「楽しいこと」と感じられる経験が、今後の読書習慣につながっていきます。

小学校に入ってから困らないように、年長さんのうちから読書する習慣をつけるのがおすすめです。

この記事で紹介している本

プロフィール
この記事を書いた人

小学生と保育園児を育てる二児のママです。
元家電量販店勤務で、スマホの契約やPCの販売をしていました。
また、WordPressやCanvaの講師経験があります。
このブログは、普段の生活で困ったことを解決できたときや、便利なものを見つけた時に発信します。

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