毎日仕事と家事に追われながら、「自分のキャリアやスキルアップもあきらめたくない」と思ったことはありませんか？
私もそんな思いを抱えながら、30代で当時年長と年中の2人の息子を育てつつ、フルタイムで働いていました。
そんな中でも、2023年にカラーコーディネーター スタンダードクラス、2024年にはSEO検定3級を独学で取得することができました。
この記事では、資格取得までのスケジュールや勉強方法、教材選び、そしてママならではの時間のやりくりについて、リアルな体験談としてお伝えします。
カラーコーディネータースタンダードクラス｜2023年10月29日合格
カラーコーディネーターの合格証は、PDFでダウンロードできます。
勉強開始は2023年8月6日｜平日昼と休日にコツコツ独学
カラーコーディネータースタンダードクラスの勉強を始めたのは2023年8月6日。試験まで約2か月半という短期間でしたが、「集中すればいけるかも」と思い、スケジュールを立てて取り組みました。
平日はお昼休みの時間、休日は子どもたちが遊んでいる横で少しずつ勉強。1日30分〜1時間程度の学習時間でしたが、継続を意識して進めました。
公式＋スピード合格本をメルカリで揃えた｜計4,200円
使用した教材は2冊だけ。1冊は公式テキスト（3,300円）を商工会議所の公式サイトから購入し、もう1冊は「スピード合格！カラーコーディネーター【スタンダードクラス】」という市販の参考書をメルカリで900円（送料込み）で入手しました。
合計で4,200円とリーズナブルに抑えつつ、それぞれ違った視点で学べる教材だったので、併用することで理解が深まりました。
IBT方式の自宅受験｜カメラで周囲を映す確認作業に驚き
試験はIBT（インターネット試験）方式で、自宅でパソコンを使って受験するスタイル。試験開始前には、Zoomのような画面上で「試験環境に不正がないか」を確認されました。
隣の部屋のドアを閉められるか聞かれたのですが、ドアを取り払っていて閉められないことを伝えたところ、隣の部屋に人がいないかのカメラ確認もありました。
PCを持って部屋の周囲をぐるっとカメラで映すように指示され、最初は少し緊張しましたが、係員の方が丁寧に誘導してくれたので安心して受けることができました。
試験料は5,500円（税込）｜申込から受験までスムーズ
カラーコーディネーターの受験料はスタンダードクラスで5,500円（税込）。申し込みから受験までオンラインで完結し、試験日も自分の都合に合わせて選べるため、子育て中でもスケジュール調整しやすかったです。
合格後にオープンバッジ発行忘れ！残念なミスも経験に
無事に合格し、PDF形式のデジタル合格証も受け取れました。ただ、うっかりしていたのが「オープンバッジ」の発行申請。これを後からやろうとしたときには、受付期間を過ぎていて発行できず…。
合格証だけ保存して満足し、その後に来たメールに目を通していなかったのが原因。
ちょっと残念でしたが、これも良い経験になりました。「早めの対応が大事」と身をもって学んだ出来事です。
SEO検定3級｜2024年4月21日、1か月で集中合格
SEO検定3級の認定証は、紙で郵送されてきます。
4月4日にテキスト購入→10日に問題集の追加購入
SEO検定3級の勉強を始めたのは、2024年4月4日。最初はメルカリで見つけた公式テキスト（送料込み1,900円）だけでスタートしました。
数日読み進めていく中で「これは問題集もあった方がいい」と感じ、4月10日に公式問題集（送料込み1,000円）もメルカリで追加購入。そこから約10日間で一通り解き、試験直前は間違えた部分を重点的に復習しました。
筆記試験で緊張感あり｜会場でのリアルな受験体験
試験当日は、指定された会場で筆記試験を受けました。パソコンやオンラインではなく、昔ながらの“試験らしさ”がありました。
会場に到着すると、同じように資格取得を目指す方が数名。緊張感もありましたが、「この1か月頑張ってきたことを出し切ろう」と気持ちを整えて試験に臨みました。
使用教材費は合計2,900円｜メルカリ活用で費用削減
公式テキスト：1,900円（メルカリ送料込み）
問題集：1,000円（メルカリ送料込み）
合計2,900円で教材を揃えることができました。
新品を買うともう少し高くなりますが、私はできるだけコストを抑えたかったので中古本を選びました。状態も良く、十分に使える内容でした。
受験料は6,600円（税込）｜筆記試験＆持ち物もシンプル
SEO検定3級の受験料は税込6,600円。試験時間は60分で、持ち物は鉛筆と消しゴムだけ。事前に届いた受験票と身分証明書を持って行けばOKなので、準備に手間がかからなかったのも助かりました。
SEO検定はA8.netセルフバック対応｜実質半額で受験できた
実はこのSEO検定、A8.netというアフィリエイトサービスを使えば「自己アフィリエイト（セルフバック）」が可能です。新規申込者限定で、受験料の50％が報酬として戻ってくる仕組みになっており、私も実際に利用しました。
6,600円のうち3,300円が後日キャッシュバックされたので、実質半額で受験できたことになります。資格取得を考えている方には、ぜひ知っておいてほしいお得な情報です。
勉強法は「書き写し＋繰り返し」｜自分に合ったやり方で
勉強に使用したのは、新しいノートとテキストのみです。
テキストの要点をノートに手書きで整理
私の勉強スタイルは、昔ながらの「書いて覚える」方式です。テキストを読みながら、「これ大事かも」と思った部分をどんどんノートに書き写していきました。
ポイントは、見やすさよりも“とにかく手を動かす”こと。書くことで頭にも残りやすく、あとで見返したときにも「自分の言葉でまとめた感」があり、理解が深まりました。
1周目は流し読み、2周目からは問題集を何度も解く
最初はテキストをざっと1周。細かく覚えようとせず、まずは全体像をつかむことを意識しました。2周目からは問題集に取りかかり、間違えた部分やあやふやな知識をテキストで補強。
問題集は最低でも3周は解くようにして、「何度も繰り返す」ことを優先。時間がなくても“1問だけでも解く”という姿勢を続けることで、少しずつ自信がついていきました。
完璧主義にならず“できたこと”に目を向けた
育児中の勉強で一番大事だと思ったのは、「完璧を目指さないこと」。全部覚えられなくてもOK、今日は1ページだけでもOK、と自分に優しくするようにしました。
“できなかったこと”に目を向けるのではなく、“できたこと”を認めて積み上げていく。それが、心が折れずに続けられた一番の理由かもしれません。
育児とフルタイム勤務、資格勉強のすき間は昼休みだけ
平日は勉強時間をとるのが難しかったため、仕事中の昼休みを勉強時間にあてていました。
朝7:30出発・夜19時帰宅。平日は昼休みしか時間がなかった
当時の私の生活はとにかく時間に追われていました。朝は子どもたちを送り出し、7:30には自宅を出て職場へ。仕事が終わるのは17:30、その後はお迎えと買い物をして帰宅するのが19時近く。
そこから夕飯づくり、お風呂、寝かしつけ…と、平日の夜にまとまった勉強時間を取るのは現実的ではありませんでした。
そこで活用したのが、職場での「お昼休み」。30〜45分ほどの時間を、毎日資格の勉強にあてるようにしました。
仕事・家事・育児に追われる毎日でも「自分の時間」を確保
「資格を取る」と決めた以上、少しでも毎日触れるように意識しました。特別な勉強机や静かな環境はなくても、スマホとノートがあればどこでもできると思って。
ご飯を食べたらすぐにテキストを開いて読み、気になったところはノートに書き写す。そんな習慣が、1週間、1か月と続くうちに“自分の時間”として確立されていきました。
もちろん、疲れて眠気に負けてしまう日もありましたが、「1ページでも読めば前進」と自分に言い聞かせて、できる範囲で続けました。
子ども2人の成長に合わせて「今がラストチャンス」と思った
少しずつ子供から手が離れてきた頃。「今やらなきゃ、きっとこの先もずっとやれない」そんな焦りのような気持ちがありました。
忙しさは変わらなくても、今の自分が一番「動ける」時期だと思い、思い切ってチャレンジを決めました。
これからも挑戦は続く｜次の目標は日商簿記3級
カラーコーディネーター、SEO検定と続けて取得できたことで、「次は簿記に挑戦してみよう」と思えるようになりました。現在は2025年6月の合格を目指して、空き時間にコツコツと学習を進めています。
働きながら子育てしながらでも、やり方次第で資格は取れる。2つの合格経験は、私にとって“大きな自信”になりました。
この経験を通して、「私はまだまだ挑戦できる」と思えるようになったことが、一番の収穫だったのかもしれません。
まとめ｜すき間時間の積み重ねが未来を変える
資格を取ったからといって、すぐに仕事が変わるわけではありません。でも、「今の自分でもやり遂げられた」という事実が、確かな“自信”として残ります。
それはきっと、これからのキャリアや人生においても、大きな武器になってくれると思います。
育児中のママでも挑戦できる
勉強と育児の両立はたしかに大変。でも、1日30分でも、1問だけでも、少しずつ続けることは可能です。
「自分の時間なんてない」と思っていた私でも、昼休みやスキマ時間を活用することで、資格を取得することができました。
まずは1冊のテキストから、ぜひ始めてみて
迷っている方がいたら、まずは1冊テキストを買ってみてください。買った瞬間から、あなたの挑戦が始まります。
子育て中だからこそ、「今できること」に目を向けて、小さな一歩を踏み出してみませんか？
